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『植酸栽培コシヒカリ&かやもり論』ページの写真を含めたコンテンツがご覧になれます。
身近のところで考えても、私たちの親の世代にはアレルギーなんていう言葉さえも無かったのに私たちの時代ではそれが当たり前になり、私たちの子供の世代ではまだ何も分からない赤ちゃんまでがアトピーに苦しめられています。 目に見えて人間自身の免疫力が低下していることに気づきませんか? 約60年前には化学肥料が急激に普及され、農薬もひどい基準のものを使用していました。 その米や野菜を食べつづけて育ったのが私の親の世代です。 その弱った遺伝子を引き継いでいるのが私たちの世代です。 言わば、奇形の種から育った人間です。現にアレルギーや男性の精子の数の減少などが物語っていると思いませんか? これから私たちや子供たちがまた悪いものを食べ続けたらどんな時代になるのでしょう!? 子供たちの時代をメチャクチャにしてはいけない。 だから私は生産者として安全で米本来の栄養価を持った植酸米を世に広めたいんです!
言い方がキザかもしれませんが、食べ物って身体のためや幸せな食卓のためにあるべきものです。 なのに生命にかかわるたいせつなものを商売の道具にしか考えていない人や組織が多いと思いませんか? 子供を持つ親としては絶対に許せません。 私が実現したいのは、すこし前の時代のように生産者の顔が消費者に届くくらいの小規模な流通システムです。 「誰がどうやって生産(加工)したのか」が見えることによって消費者は安心できますし、生産者も「誰のためにどういう作物(食品)を提供しなければいけない」という責任感が芽生えるはずです。 生産者と消費者が近づくほどすばらしい時代になると思いませんか?
土作りという言葉を良く聞きますが、悪いものを治すことをせずに作ろうとしても上っ面ばかりで作り手の自己満足にしかなりません。 現代の農地には土の中に植物にとって害となるものが存在します。 それを取り除いてから土作りをしなければ本当に植物にとって良い環境は作れないのです。 植物にとって害となる成分とは・・・例えば化学肥料を投与することによって蓄積された硫酸、塩酸、石膏などなど・・・ これらは夏の暑い時期になるとガスとなって地下の低い層から湧き上がってきて根っこを侵すのです。
なぜ良い土が必要なのか?良い土壌環境があると植物は自身の力で生育し、持つべき栄養素と本来の味を実らせるのです。 肥沃な土とは、植物にとって良い環境を作るための微生物がたくさん繁殖できる土のことです。 この環境を作るためにかやもり農園では肥料作りから手がけております。
かやもり農園で使用する肥料は自分で作ります。その原料はなんと鮭!! 地元の川では毎年春に何万匹もの鮭の稚魚を放流します。 世界の海を泳いだ鮭たちはやがて大人になり4年後の秋に産卵をするために故郷へ帰ってきます。 漁協は川に梁を仕掛けて鮭を捕獲し、稚魚を孵化させるための卵を採取しますが、鮭の体の部分の処分に困っていました。 川を上った鮭は臭くてとても食べれるような品物ではありません。 そこで、かやもり農園はすべての鮭を引き取り、焼いて発酵させてボカシ肥料に作りかえることにしました。 これが土作りにとても良い肥料になるんです。まさに自然の恵み。
植酸とは植物自身が生きるために根から分泌する有機酸のことを示します。 それによって植物は自らの力で土壌の環境を改善し生育の場を確保しているのです。 この力を発揮させるために植物から抽出した有機酸を土壌中や作物に与えて、自然の成長力と免疫力で作物を実らせる栽培方法なのです。
植酸栽培とは植物を作るのではなく、植酸資材を利用しながら植物が育つ段階に人の手で補助してあげるものなのです。 そうして育った植物は本来持っている能力や特徴が発揮され、安全で美味しく出来上がります。 自身の力で育ったものは本来のそのものの味があり、持つべき栄養素も豊富に含んでいるのです。
一般的な美味しいコシヒカリと呼ばれるお米はごはんを口に入れるとフワッと甘味が広がりますが、植酸米は噛んだときの弾力が強く、食べ終わってからもあと味に甘味が残るんです。 コシヒカリの味を凝縮したような、はっきりとした特徴のあるお米です。 植酸栽培野菜につきましても、その特徴を凝縮した味の濃い野菜に育ちます。