かわいいベイビー♬ ハイハイ
中尾ミエさんは中越地震の復興活動のために新潟へ来るたびにかやもり農園にも訪れていました。
我が家に来ると床に新聞紙を広げて茹でたての枝豆を座り込んで食べています。
かつて旦那が「結婚したい」と言った相手の女性が、家の床に座り込んで枝豆を食べているのを妻はどう感じていたのか?
我が家のみんなが家族のように受け入れています。
ミエさんは地元の川に上がる鮭で肥料を作って米や野菜を育てていることに興味を持って、加茂川や田んぼや畑にも来てくれます。
ミエさんは山古志での活動が終わってからも田んぼの仕事がやりたいし、やるからには世の中のためになることをやらなきゃ!と仰いました。
かやもり農園でやっていることは、自然の恵みを大切に生かし、安全な食べ物を栽培して、世の中に伝えるということです。
これを応援するために、ミエさんが一緒に栽培の手伝いをする田んぼで育ったコシヒカリを中尾ミエブランドで販売しよう!ということになりました。
☆販売!!
コシヒカリ「鮭」はかやもり農園のネット販売と某百貨店で販売をしておりました。このブランドでの販売開始と同時に、ミエさんは百貨店での試食販売などにも協力してくれて食料品売り場に来るお客様を喜ばせていました。
米の販売以外にも安全な食を伝える活動として、毎週金曜日の夕方に桜上水駅近くの道端でかやもり農園の野菜販売会をやりました。
こんな感じで野菜売りをしているので、まさかあの中尾ミエがいるとも思わず、買った野菜を手渡される瞬間にミエさんに気付く人もたくさんいました。
目の前にいる人が中尾ミエだと気付くと嬉しさか何だかわからないけど悲鳴を上げるんですね。
☆一緒に米作り
毎年東京から仲間を引き連れて田んぼの作業をやりに来るのですが、田んぼでもミエさんは器用に仕事をこなします。
ホントに農家になじんでいます。
☆イベント
私たちが企画するイベントには必ず餅つきが入ります。
余談です。
あるイベントで、ミエさんと私が2人で何時間もずっとおむすびを握り続けることがありました。そのときに「あんた髪が黒いのに何で髭が白いの?」と言われてしまいました。
実は私は35歳くらいで白髪になり、それからずっとこまめに白髪染めをして若づくりをしていたんです。しかし無精髭でバレてしまいました。
「白髪染めなんて女々しいわよ。」
グサッ!!
あなたの生き様が外見に出るんだから、若づくりして隠すんじゃないの!
このときから私は白髪に変身しました。
次回、可愛いい米ビー【第3話】最終回です。おたのしみに!